こんにちは。 制御盤職人修行中&広報担当のおしんです。
ブログを書きたいタイミングと、実際に書けるタイミングが合わないので、書ける頃には熱が冷めていることが多いです。とはいえ、生活と仕事をないがしろにする訳にもいきません。
ひとまず、思いついたその場で、タイトルと、大方の書きたいコンテンツはGoogle Keepアプリに殴り書きするようにしています。ほんとに時間がなくて今やらないと忘れそう!というときは、音声メモで放り込むこともあります。仕事・家事関係なく、すべてのメモはkeepに放り込んでいます。もうkeepなしでは生きていけません。
商売=卑しい
「商売」と聞くと、金儲け、お金が好きな人、金をふんだくろうとしている、といった、少し卑しいイメージがあると思います。「商売の匂いがする」という言葉も、ポジティブなイメージで使われることはありません。だから、商売をしている人には厳しかったり、クレームを言ってもOKだったり、そんな風潮がある気がします。
自分自身がいろんな商売と接してきたり、夫が社長をするようになってから、考え方が変わってきたので、それを書いてみたいと思います。
「商売をする」のは「お金を儲けたいから」まではたぶん多くの人が分かっているのですが、
その前にもう1つあって、
「誰かの役に立ちたい」から「お金を儲ける」、そのために「商売をする」んですね。
商売っ気がないって本当にいいの?
例えば、地場で土地を持っていて昔からやっている企業・お店だと、中には「そんなに頑張って儲けなくても生活していけるから、ほどほどでよい」というスタンスの所もあります。そこで働いているアルバイトさんのサービスの質からも、それが見て取れるんですよね。
頑張ってお客さんを集めよう、というより、あなたが必要だから来るんだよね、という感じ。
「ウチのスタンスはこうです。だから、それを理解してくれるお客さんのために精一杯サービスを提供したいので、理解できる人だけ来てください」というのとは、ちょっと違います。
こうなると、お客さんとしての満足度もまあまあ、といった所になります。
商売は誰かの役に立ちたいから
前述の地場の企業の場合、従業員やオーナーの生活を守る=従業員・オーナーにとって役立っている企業とみることができます(実際には、もっとあると思います)。
この役に立つ「誰か」というのを、ビジネスでは「ステークホルダー」と言ったりします。企業と直接・間接的な利害関係がある人たちのことを言います。
- お客様
- 材料の購入先
- 株主
- 従業員
- 会社を置いている地位社会
などなどです。自分の企業で働いている社員とその家族、自分自身を幸せにすることも、「誰かの役に立つ」に入るわけです。
・・・というステークホルダーのお話を、前職の大企業の時に、経営理念の冊子として全社員に配布して頂いてましたが、理解はできども、全く腹落ちせず。「雇用される側」に、「経営する側」がマインド伝わるのがいかに難しいかということですよね。
どんな形であれ、何かしらの役に立っていない会社は、必要とされない訳ですから、継続しません。いずれ淘汰されていきます。
何が言いたいかというと
「商売」をしているからといって、敬遠しないで、ということです。
その商品・サービスの値段には、社員を幸せにしたい、社会貢献事業をしたい、製造機械を新しくして、よりよい商品を製造したい、もしくは古くなった設備を一新して、よいサービスを提供し続けたい、という想いがこもっているかもしれないからです。
企業によって、どの「誰か」に重きを置くかは色々違います。その方針に共感できるのであれば、ぜひとも利用したり、興味のアンテナを立ててください。
参考: