こんばんは。制御盤職人修行中&広報担当のおしんです。
WordPressはカスタムしだすと無限の時間を注ぎ込んでしまうことを過去の経験から会得しているので、限られた時間でまず文章を書くことを優先した結果、カスタムするタイミングを失ってしまいました。
今日は、タイトルの「即断即決と熟慮断行」、 どちらも併せ持っていると、考える幅が広がって面白くなったお話です。
私の生来の性格は、直感を信じて動く即断即決タイプです。猪突猛進。
どうせやるなら、悩んで進まなかった時間が無駄だし、ビジネスでは「即断即決、スピードが大事」というし。カリスマ的な人も、表面上は即断即決なイメージですよね。だから、私は正しい、と思っていました。
変わったきっかけ① 夫・義母に出会ったこと
私の夫は、わりと短気です。でも、考えるときはけっこうじっくり考えるタイプです。義両親もとても神仏を大切にする人で、「おごらず謙虚であれ、すべてのことは神様が決める、縁あってのことだ」と考えている方々です。
たまに、それが行き過ぎて、自己の反省も放棄して、何もかも「神様という他者」のせいにしているだけじゃないのか?と思う部分もあり、モヤモヤすることもありました。
人間の頑張りだけで生きていけている、という驕りは良くないですが、「何事もタイミング」と焦らずのんびり構えている義両親に対し、 自分の人生は自分の意思で決めて、自分で切り開いていかないと前進も改善もしないんだ、と反抗心を持つこともありました。
変わったきっかけ② お金が無かった
独身時代、給与も良かったので、欲しいと思ったものは何でも買っていました。
でも結婚し、離婚し、再婚し、出産し、育休で給与の3/2の手当になり…色々と、お金が少ない時期がありました。
子供も生まれて、家の収納なども再考したい。以前の私だったら、ネットでぱっと見つけた収納グッズをバンバン買っていました。でも、お金がない。
なので、どんな方法で実現できるか?をネットで調べて調べて調べまくりました。収納に関するアイデアは、主婦達が山のようにアイデアを発信してくれています。その中で、予算・見栄え・自分のDIYスキル・占有面積のビフォー・アフター…を一生懸命考えて、最適解を見つけては自分で家の中を改善していきました。
この経験が、「じっくり考えるのも、悪くないな」と自分に腹落ちさせてくれました。
夫や義母の「何事もタイミングだ」ということも少し分かるようになったし、アイデアが思い浮かばないときも、何日か寝かせたら、ぱっとひらめく経験も増えました。
それからは、その判断の内容を吟味して、
- 誰に影響するのか(自分だけ・夫・家族・会社)
- どう影響するのか(お金なのか、時間なのか、他の効果なのか)
- 期限(急ぎなのか、時間があるのか)
といったことを整理しながら、「即断即決するコト」「一度じっくり考えてみるコト」をまずは分別した上で、それぞれ楽しんでいます。
即断即決の人は、「すぐに対処しないと気が済まない= 我慢ができない 」という一面もあります。私がまさにそうです。時々、気がすまないとう理由だけで非合理的な判断をしてしまうこともありました。
時間が解決できることもあると信じて(特にネガティブな感情の消化もそうですよね)、自分の考えや感情と向き合いながらもっと成長していけたらと思います。