こんにちは!制御盤職人修行中&広報担当のおしんです。
今日はリレー愛について語ります。
私は、制御盤の部品の中で、リレーが一番好きです。
もっと言うと、オムロンのMY2NとかMY4Nのシリーズが好きです。


好きな理由は3つ。
- コロコロして可愛いくて
- 透明の羊羹やミックスゼリーみたいで
- スケルトンで、中身が見えて面白い
ほら、これなんか贈答用の和菓子みたいじゃないですか!

リレーは、制御のキホン
リレー=スポーツのリレー競技を思い浮かべると思いますが、その通り、信号を「伝えていく」制御部品です。 リレーだけだと色々と伝わりにくいので「パワーリレー」と呼ばれます。
例えばお手洗いの自動水栓。
手をセンサにかざすと、水が流れます。
センサから離れると、水が止まります。

センサや物理スイッチ、もしくはコンピュータからの命令、とにかく何かしらの電気信号が来たら、何かをオンしたり、オフしたりする。それがリレーです。
車のウインカーやハザードのカチカチ音も、もともとはリレーのON/OFFの音なんです!
(現在は、電子リレーが主流なので、カチカチ音は意図的に出しています)
オン・オフの切り替えには、電気を流すと磁石に変身する「電磁石」を使っています。磁力で鉄の板を動かすことで、導通させたり、オフしたりします。

イラストにしてみた
コイルに電気が流れているときに導通する回路を「a接点」、電気が流れていないときに導通する回路を「b接点」といいます。


実際に動いている様子も、そのうちブログで紹介したいと思います!