血肉にならないと思ったアフィリエイトブログの経験で学んだこと

2-3年前、長男出産での育児休暇中、収入が減って小遣い稼ぎもしたいし、気分転換も兼ね、アフィリエイトブログを書いていました。
(サーバ更新のタイミングで止めたので、今はもうありません。)

その中で、学んだことを書いてみたいと思います。

結論から書くと、私がアフィリエイトブログをやって学んだことは、以下の4つです。

  1. WordPressを習得した
  2. アフィリエイトのせいで世の中にカス記事があふれてしまったことを痛感した
  3. ただ役に立つコンテンツでは、覚えてもらえないし、ファンもできない。
  4. 人に必要とされること」でお金を稼いで生活がしたい

アフィリエイトブログといっても、ざっくり2つに分かれます。

  • 自分が発信したいことを純粋に発信しているブログに、広告を貼る
  • 稼ぐことを念頭に置いた上で、得意or需要の見込めるコンテンツを選んで、広告を貼る

私の場合は、「稼ぐ」ありきだったので、後者です。

車が好きで、ちょうどデミオに乗り換えたばかりだったので、デミオのカスタム、車全般についてを書いていました。Google Adsense と、 Amazonアソシエイトを下手なりに頑張って、月1万~1万5000円くらいは稼げていたかと思います。

WordPressを習得した

以前はコードを直書きする人間でしたが、何やらCMS(WordPress)というものがあるぞ、ということで、使い始めました。

ただ、ブログを書くことそっちのけで、WordPressを理解するのに相当な時間を費やしたと思います(苦笑)

結局、自分の好みにするのにコードをいじってたので、「URLクリックしたらどんな優先順位でphpを読みにいくの?」「記事一覧ってどのphp変数からどう引っ張ってるんだろう」みたいな仕様を一生懸命調べてました。

アフィリエイトのせいで、世の中にカス記事があふれてしまった

アフィリエイト用のノウハウ記事は、もう星の数ほど溢れています。
書き手の立場になってみることで、その記事が「アフィリエイト目的で量産されたものか」「純粋に発信したくて書いているのか」が見分けられるようになりました。

例えば、アフィリエイトで稼ぐには、まず、PV(ページの表示回数)を稼ぐことが前提です。
なので、星の数ほどあるサイトから選んでもらうには、タイトルで読み手を惹きつける、かつ検索エンジンにも価値ある記事と認めてもらう必要があります。

よくあるテンプレートはこちら。
「〇〇さんの年齢はは?△△や□□も!」
「★★で大事な3つのこと」
「**した結果…」
など。

しかも、記事を開いてみると、冒頭から3分の2くらいは、紅茶のティーバッグ再利用3回目くらいの薄いくだらない内容で文字数を稼いで、読み手が本当に欲しそうな情報は一番最後に書いてある。これは、ある程度文字数がないと検索エンジンからの評価が下がるし、ページの滞在時間も評価に影響する(かもしれない)からこんな作り方になっているんです。

タイトルも、内容が伴っているなら全然いいんです。
でも、稼ぎ優先のアフィリエイターのせいで、ノウハウ先行、中身が伴っていない記事で検索結果が埋め尽くされるようになってしまったことを、自分も書き手になることで、知ることとなりました。

重ねて言いますが、「発信したいこと優先」のブロガーさんがアフィリエイトをやることには何ら問題ないと思っています。むしろ、当初はその想定で始められたビジネスのはずですから。

ただ役に立つコンテンツでは、ファンは増えない

こう書くと、ファンを増やそうとしていたように見えますが、当時は「何も考えていなかった」が正しいです(笑)

中身のある記事にはしたいと思って、

  • デミオのカスタム記事なら、写真も入れてなるべく具体的なカスタム手順を記載したり
  • 車の新モデル発表の記事なら、既存の車と性能を比較する表を作って、「既存のこのグレードのほうが全然コスパいいよ」とか「いくら安くても、この車重でこのエンジンはちょっとパワー不足だよ」といった自分の意見をやんわり(ここ重要)伝える内容

にしていました。

PVを稼ぎたいから、アンチが増えたり、読み手が減りそうな記事にならないよう、過激な意見は、ぼやかして書いていたんですね。

夫が会社をやるようになって、経営手法みたいな本を読むようになって初めて、あーなるほどな、と思ったのですが

「アンチを避けて、誰にでも刺さる内容・商品を目指すと、結局、だれにも深く刺さらない」

ということなんです。私はずっと、ファンの増えない無難な記事を書き続けていたんです。

「人に必要とされること」でお金を稼いで生活がしたい

よく、「お金が手に入るなら、働きたくない」という人が多いですが、皆さんはどうですか?

私は一時的ながらも、育児休暇で手当を頂きながら過ごしていたので、「働かずにお金が入る状態」を経験しましたが、そうは思わなかったというのが結果です。 (育児も立派な仕事ですが、手当は「育児」に対しての給与ではなく、あくまで生活保障としての手当金として私は考えていました)

それに加えて、アフィリエイトをやって思ったのが、「需要と、役に立つ」はちょっと違う、ということです。

分かりやすい例を出すと、「ワンピースのネタバレ記事」です。

ワンピースは、夫が今も唯一、継続して購入しているマンガです。でも、ジャンプが出るとネタバレ記事が出るので、それも気になって読むようです(笑)
需要はめちゃくちゃあるんでしょうね、大量にネタバレ記事が出てきます。

「お金を稼いで生きるため」に割り切って書いているならいいのですが、
果たしてその記事を書いた本人が「人の役に立つ記事が書けて満足感が得られているか」というと、たぶんNoじゃないかな?と思います。

それと同じで、私も車というカテゴリの中で、比較的PVを稼ぎやすい新車発表やモデルチェンジの記事を書いていましたが、役に立っている感がすごく低かったんです。でもPVは稼げるんです。

そこで分かったのが、「私は、誰かの役に立ったと実感できる仕事でないとしたくない」ということでした。

「誰か」は、別に社会とかお客様とかでなくても、会社の上司、仕事を依頼された同僚、でもいいんです。下調べしてくれてありがとうとか、些細な事でもいいんです。大小積み重なって、人や社会の役に立っている仕事でないと、イヤなんだなあと。

育休復帰してからは、仕事に対する考え方も変わりました。

さいごに

この記事で何が言いたかったかと言うと、「その時は役に立たない・自分のためにならないと思ったことでも、一生懸命やっていれば後で役に立つこともある」ということです。

私も、当時は育休中の時間を無駄に使ってしまったんじゃないか?と思っていて、ああ、一生懸命やっておいてよかった、と思えたのは数年後になってからでした。

上に書いたこと以外にも、検索エンジンに評価されるコンテンツの作り方(SEO)や、人に読ませるWebページの作り方など、たくさん経験を積むことができて、知り合いのお店のWebページを作成させていただくきっかけにもなりました。

この記事を書いたきっかけ

今日のブログを書く背中を押してくれたのは、朝、布団の中でSNS巡回していた際に出会った、樋口恭介さんの以下のnoteたちです。

さようなら、Twitter|樋口恭介|note
僕の好きだったTwitterはもうない。 趣味の合う人や話の合う人同士でタムロし、友達と話しているうちに友達の友達が話に加わり、友達が増えていく空間はもうない。そう言うとまた、「だから何だ? それがどうした?」と言うやつが現れるだろう。「嫌なのか? だったらお前がここから出ていけばいいだけだ」と。たしかにそのとおりだ...
僕は話さない。僕は声を持たない。僕は書くことしかできない。|樋口恭介|note
僕は話さない。僕は声を持たない。僕は書くことしかできない。 僕はインターネットが好きだった。もっと具体的にはTwitterが好きだった。けれど今ではそうではない。僕はもうTwitterをやることはないだろう。それは先の記事に書いた通りだ。もう僕は話さない。僕は声を持たない。僕は書くことしかできない。このようにして。...

ここにはもうインターネットはない。どこにもない。いつのまにか偽物にすりかわっている。本物はどこかにいってしまった。”

樋口さんが書きたい趣旨とはずれていますが、「インターネットコンテンツの質が低下した」というのを常々思っていたので、それを発信してみようと思う後押しになりました。ありがとうございます。

 
おしん

西坂夏代(旧姓:新永)。高専を卒業して大企業のネットワークエンジニアを9年勤めた後、2019年から、夫の制御盤屋にジョイン。盤職人として修行し、簿記も習得するかたわら、小さな会社のマーケティングについて勉強中。
8歳年上の夫と、2歳・3歳の息子の4人家族。

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