2019年は、育児休暇から復帰して2年目の年でした。
1年目は、楽しいこともつらかったことも含めて、記憶がほとんどありません。
毎週、この一週間をいかに乗り切るかしか考えていませんでした。
今年は、まだ記憶が若干残っているので、それだけでも大きな進歩です。笑
保育園が一か所に、時短からフルタイムに
我が子2人の保育園は同じなのですが、0歳児クラスだけは分園で別の場所でした。
(昔は0歳児を預ける事なんてなかったから、後から増設したのだと思います)
なので、朝2ヵ所回って子供を預けて、そのまま電動ママチャリで出勤して、夕方、また2ヵ所回って子供を迎えに。 距離は近いですが、こまごまと子供を乗せたりおろしたり、とにかくタスクが細かくて多くて。
それが4月から進級して一か所にまとまっただけでも、本当に楽になりました。
育休復帰1年目は、9時-16時の時短勤務でしたが、退職・引継ぎに向けた準備も必要と思って、3月から1時間延長し、9時-17時に。
そして、制御盤屋になってからは、普通にフルタイムです。
ついでに、今まではホワイトカラーで週休2でしたが、今は週休1日です。
自分ではよく頑張ったなあと思っています。
6月:転職早々、仕事がない
ネットワークエンジニアを5月末で退職し、6月から制御盤屋になりました。
でも実は、制御盤の仕事は、夏前後は閑散期です。
入って早々、仕事がありません。
数日だけ、飛び込み営業もどきをやってみました。
営業なんて一度もやったことないし、絶対にやりたくない職種でした。
でも、受注がないことには何も出来ない。何もしない訳にもいかなくて、何か自分に出来ること…と思って、やってみたのですが
これはムリだな、と思いました。
ネットで飛び込み営業のやり方を調べていたら
とにかく、断られてもへこまないこと。
毎回、「今日の私、絶好調!」「今日の私、いいね!」と唱える、とありました。
やってみました。
…なんか、確かに元気にはなるけど、気恥ずかしいというか、
何かの新興宗教に入ったほうが手っ取り早い気がしました。
飛び込み営業で来た人には、優しくしようと思いました。
6月:西野亮廣エンタメ研究所に入る
Facebook経由で、R25の記事をよく読んでいたので、そこで西野さんの投稿を読んでいて、これは会社のマーケティングをする上でもきっと有意義になると思い、入ってみました。といっても、特にイベントに参加するとかはなく(そんな暇ない)ほぼ有料メルマガを読む程度でした。
有意義な事を言っているには違いないのだけど、なかなか咀嚼できなくて。遠巻きに見ているような感じでした。自分の中の心境の変化もあるのか、最近、西野さんのVoicyを聞くようになってから、だいぶ理解できるようになってきました。毎話、ためになる話を通じて、元気をもらっています。
7月:ホームページ屋をはじめる
制御盤の閑散期のこともあって、他の収入もあればと思い、
零細企業向けの、ホームページ製作サービスを始めました。
スーパーフリーサラリーマンの特権です。笑
私なりに調べた、小さな企業の闘い方・マーケティングのお話を、マッサージ屋で雑談まじりにしていたら、お店の方がすごく気に入ってくださったことがきっかけです。
とはいえ、制御盤製作を優先したいので、
大々的に宣伝せず、ランディングページを読んで、本当に気に入って下さった方からの申し込みのみ、受けるようにしています。半年で2件だけ、担当させて頂きました。
値段設定とか、契約書を作るとか、案件をまるっと一人でやるのは初めてだったのですごく勉強になりますし、それぞれの業種の方とお話できるのはとても有意義でした。
9月:経理もだいたい覚える
前社長と、きみちゃん にも書いてますが、会社の経理業務を前社長の奥様から教わり、特に簿記というのものが全く初めてでしたが、何とか基本的なことは分かるようになりました。
うちの会社は税理士の方針で、月次決算です。毎月きっちり数字を合わせないといけないですが、その分、決算書の信頼性が上がります。
前社長の時代から、連続して「書面添付」を受けているので、途切れないよう継続していきたいと思います。銀行の融資を受けたい場合に優遇されるメリットもあります。
9月:クラウドファンディング、わいざんサロン入会、Twitter再開
たまたま見た DA PUMP/ U.S.A の替え歌PVでビビビっと来て(めちゃ遅いですが)
これの制御盤バージョンをやって、面白さを広めたい!歌とPVを作りたい!と猛烈に思ったものの実現方法が分からず。
すごいタイミングで、エンタメ研究所経由でFacebookの友達申請をくださった いとうさん とお話する中で、クラウドファンディングの事や、エンタメ研究所以外のオンラインサロンについてご紹介くださり、わいざんサロンに入りました。
そして、わいざんサロンでTwitterをとてもオススメしていたのでTwitterを再開してみることに。Twitterを再開してみたら、サロンの皆様に、今までみたことない温かい歓迎を受けて本当に驚きました。
いとうさんとの出会いが無かったら、わいざんサロンにも入ってないし、
Twitterも再開していません。ここの出会いは大きかったです。本当に。
それに、U.S.A.を見て直感的にビビビっと来なかったらここまで動くこともなかったと思うんですよね。直感とか、やりたい!と思う気持ちは大事です。
Twitter経由で、一気に世界が広がる
サロンメンバで、いち早くフォローくださったマチコさんに会いに
入船温泉に行ったのをきっかけに、ちょっとずつ、家族で動ける範囲で
リアルでの交流に参加してみるように。
香月ちゃんが「会いたい!」とDMをくれたのもすごく嬉しかったです。
Twitterについてだけで1記事書けるくらい、学んだこと・思う事がたくさんありました。
SNSの中でも、Twitterだけは各段に難しい。
それは、Twitterが 人付き合いそのものだから、だと思います。
そう、「やってみると意外と簡単よ」と言われるより、「あ、これは難しいな」と認めたほうが私の中では楽になりました。
今でもまだ、「あ、SNSの使い方のダメ出し頂いてるなー」と思ったり(言ってもらえる内は幸せ!)「うーん、これって私のこと?」とモヤモヤしたり、勝手にTwitterに疲れたり、波はありますが、細く長くでも続けた方がいい ということは肌感覚で理解できるようになったので、波に合わせて無理せず使ってみようと思います。
息を吸って吐くように使えるのが目標。
11月:マチコさんのパーソナル演出コンサルを受ける
Twitter再開して、とりあえず手当たり次第風呂敷広げてみたけど、どうしよう?という中で、マチコさんのパーソナル演出コンサルを受け、方向性を整理していただくことで、自分の活動を整理することに。
こうして生まれた、「突撃!隣の制御盤(略して「となせい」)」。
まだ半信半疑なのですが、先週ABCラジオの方から、となせいをラジオ番組の15分コーナーで紹介したいとご相談がありました。本当に実現したら、こんなに面白いことはないです!
12月:わいざんさんのイベント参加。
香月ちゃんが、大阪で&昼間に子連れで参加できるイベントを主催してくださったおかげで、わいざんさんに初めてお会いして、DJわいざんを体験。
参加して、本当によかったです。
「思い切って楽しんだら、こんなに楽しいんだ」という、一つの成功体験を得ることができました。
子供もいるし、仕事もあるし、何でもイベントに行くことはできないけど、この成功体験を積むことは、絶対自分にとってプラスになる。そんな確信があります。だから、来年もなるべくイベントには参加してみたいなと思っています。
大企業ってスゲーって思った
新卒で入った社員数2000人の大企業から、たった2人の会社へ今年変わって。
何もできない自分を採用して教育してくれた会社には恩しかないし、反面、「会社員」であることの窮屈さというか、動きにくさも同時に感じていました。
(まあ、今も会社員なんですが、スーパーフリーサラリーマンです。笑)
でも、今の会社で簿記を覚えて、月次決算してると、残酷なくらいにお金が見えるんですよね。毎月、いくら出費があって、いくら入ってくるのか。自分がいかに食い扶持も稼げていないか。
給与は、生活に必要な分を固定給で取っていますが、給与に対するマインドは前職とはあきらかに変わりました。
もちろん仕事はきちんとやっていましたが、「毎月、25日までやり過ごせば、お金が入ってくる」という感覚だったのが、「今月も、給与分を出金できる残高があってよかった」という感覚に。
それに比べ、大企業は、福利厚生もあって、一等地のえげつない家賃を毎月払って、資格取得にも補助金が出て。生み出している利益の量と、体力の差に改めて愕然としました。
仕事の成長の伸び悩み
初めは回路図もちんぷんかんぷんでした。
回路図通りにつなげばええやん、と思われますが、配線図ではないので、どう物理的な配線をするか・どうやったら実現できるのかは、読み手が解釈しないといけません。
制御回路は電線色も、端子の形・サイズも大体同じだから、つなぐ箇所だけ見ていれば配線できて、比較的楽です。
でも主回路になると、電線色も変わるし、部品によってネジサイズも毎回変わるから端子も毎回チョイスしなおさないといけないし、作るべき配線を考えるのにフリーズしている時間のほうが圧倒的に長かったです。
この主回路の配線時間は、やり初めに比べたら圧倒的に早くなりました。とはいえ、夫の倍以上はかかります。比べる人が周りにいないから分からないけど、成長の伸びは自分では不満です。
西野さんのこちらのVoicyを聞いて本当にその通りだと思ったのですが、
量をこなさないことには、絶対に上達しません。
子供がいるから、残業はできない。できない分は、夫がやる。
パソコン1つあればできる仕事ではないから、現場にいられる時間が限られているのは、圧倒的に不利です。
本当は、残業してでも、自分で最後までやりたい。とにかく量をこなしたいのに、家庭とのバランスや、子供の事を考えると、それはできない。
できる範囲で、集中して、成長していくしかないと思っています。
一方、完全に矛盾しているけど、週休2日で仕事が成り立つようにしたいとも思っています。ホワイトカラーは週休2日が当たり前なのに、製造業とか、ブルーカラーは土曜も出勤とか、隔週出勤が多い。
週休2日は必要だと思っています。
それは、「働きたくないから」ではなくて、「働いていない時間が必要だから」です。
家事の時間。
育児の時間。
自分の休息の時間。
自分のやりたい事の時間。
家族の時間。
夫婦の時間。
子供のやりたいを優先させる時間。
仕事をより良いものにするためにも、これらの時間は必要です。
これを週休1日で実現するのは、無理です。
現実問題、週休2日だと利益を生むのが難しいですが、それでも回るような仕事にしていけたらと思っています。
分かったのは、自信がない
Twitterのフォロワーさんで、「自分のタイムラインを眺めるのが楽しい」と仰っている神がおります。
私には、一切そういう感覚がないなーと、ハッとしたのです。見るのが恥ずかしいというか、あえて見たいとは思わない。たぶん、自分には自信がないんだなーと思いました。一つは、今の仕事が全然一人前にできないことも大きいと思います。でもそれだけじゃない。
自信を持ってはいけない原因をあえて探している気もします。まだ、モヤモヤしていてよく分からないです。来年はこのあたりも深堀していけたらいいな。
来年は、Twitterももっと楽しみつつ、Facebookもちょっと頑張ってみようかな?と思っているところです。
この一年はなかなか動きのある一年でした。なんだか尻すぼみな投稿になってしまった。
冬休みは、とりあえずDJセットの触り方を勉強しようと思います。
みなさまよいお年を。