こんにちは!
「泥臭く」というと、なんとなくリンダリンダが脳内再生されるのですが、
いつも曲名が出てこず、
「あれ、なんだっけ…”おたまじゃくし みたいに~“って曲」
といって何の曲か察してくれる夫に感謝です。

さて、前回のブログ記事を書いてから
よく考えたら「私が回路基板が好きとか、他の人からしたらどうでもいいよな…」と投稿してから後悔していたら、私も!という意外な反応を頂けてとてもびっくりしました。
これまで、苦手意識のあったTwitterですが、
- 私の個人的なスキ!に反応を頂くことができて
- もっと発信してみようとパワーを頂くことができて
好きを発信するって、こんなに好循環を生み出せることなんだ!と すごく驚いています。
いろいろと制御盤のスキ!についても書いていきたいのですが、先に、このブログを始めるきっかけともいえるところ、なぜ泥臭く発信してみようと思ったのかを綴ります。
不自由なく、「優等生」タイプの人生を歩んできた

承認欲求過多の、優等生病にまさしく該当していると思うのですが、自己主張が人一倍強かった私は、優等生になって大人から誉められることに喜びを覚えていた子供時代でした。
例えば、小学校ではシャープペンシル・ロケット鉛筆が禁止されていましたが
「先生、〇〇ちゃんがロケット鉛筆使っています!」と先生にチクるような鬱陶しさ(笑)
そりゃ友達もいない訳です。
両親のおかげで何不自由ない生活をしながら成長することができ、
そんなに苦労もせず進学し、大企業に就職し、20代前半で結婚。
「誰が見ても分かりやすい、欠けのない生活ができている自分」に安心していました。
人に頼らず、クールなふりで過ごすのが良しとされる時代
インターネットの普及で人の声が飛びやすくなるにつれ、「慎ましさを美徳とする」日本人の良さが裏目となって表れてくる時代の中で、思春期や20代を過ごしました。
- “○○なひともいるから、あなただけ楽しいことを発信しているのはおかしい“
- “子供を産んだのは自己責任。周りに迷惑をかけないよう、自分で何とかしなさい“
- “結婚したのに子供を産まないなんて、親や日本の未来を考えていない自分勝手な行動だ“
「正義」というカードが使える、批判めいた言葉ばかりが飛距離をもって飛び交う時代。
必死なのはカッコ悪い、熱意を持って発信している人もダサい。
自慢も何もせず、普通な生活をつつましくスマートに送っている人が良い、というか叩かれない時代だったと思います。
それに加え、ある程度のことはインターネットで調べればわかるし、あまり他人に強く関心を持ってこなかった自分の性格も合わさって、何でも自己責任、自分でなんとかする、というマインドが勝手に染みついていました。
トモミンさんも「それなりにできてしまうこと」としてブログの中で書かれており、近いものを感じました。

離婚と、転職
自身にとっても非常にセンシティブな話題なので
敢えてお話することは避けていたのですが、私は一度、離婚を経験しています。
自分に全面的に非があるものだったので自業自得ですが、
初めての人生の大きな失敗で、心に深い闇を抱えました。
今生きているのはちょっと奇跡的なくらいですが
どうせ生きなければならないなら何か楽しい事を、と購入した車が縁で
今の夫と出会い、結婚。
そして、会社員だった夫が会社を継いで社長(社長と言っても、その時点では従業員ゼロの一人株式会社です)となりました (詳しい経緯は会社HPを見てください)。
2年ほどしてから、私も大企業のネットワークエンジニアを辞め、夫と一緒に仕事をすることにしました。
夫一人で仕事では新規開拓などに手が回らないので、といった理由もありますが、
私自身の一番の理由は、「会社の経営に携われるなんて、なんだか楽しそう!」でした。
リスクも考えず、安易な判断だと批判する人もいるでしょう。
大企業のままのほうが、よっぽど収入は多かったです。
子供も2人目がまだ1歳だったので
看護休暇、時短勤務などの制度もありがたく利用していましたし、
自営業に近い今の会社に移ることでしんどくなるのも目に見えていました。
ただ、これまで、
新卒で自分を雇って、育ててくれた前職の会社への恩や、
とても他社でやっていける自信もなかったことから
辞めたいというタイミングが何度かありながらも、辞める勇気がありませんでした。
それでも、自分の「楽しそう!」の感覚を大切にしたかったので、
思い切って決断をして、今、こうして夫と仕事をすることができています。
経営は順調、と手放しで言える状況ではないですが
一人前の職人になれるべく、日々奮闘しています。
「大企業のエンジニア」という肩書を取ってから、新しい世界が見えてきた
夫に何かしろと言われたわけではないですが
勝手に広報担当としてマーケティングなどを勉強するうちに、
- 西野亮廣さんのオンラインサロンに入ってみたり
- 域が近いということで紹介していただいたわいざんサロンに入ってみたり
- クラウドファンディングというものを知ったり
そこには、今まで感じていた「必死になることがカッコ悪い」世界はなく、
仕事/趣味という枠を超えて、 やりたいことを全力でやる、カッコイイ人たちがいました。
クラウドファンディングをやってみて、盛大にコケる
そんな中、マーケティングの手段の1つ・自分の勉強として、
クラウドファンディングにも挑戦してみました。
学校でそこそこの成績を収めたり
大企業のサラリーマンとしてもそれなりに良い評価をもらっていた私でしたが
クラウドファンディングでのファーストダッシュの結果は散々でした。
それもそのはず。
理由の分析は上のブログでも書いていますが、 もっと根本的な理由は
外向けのカッコイイ理由ばかり気にして、自分の本音を発信できていない
思ってることを全然発信していない
無難に過ごして、人に関わろうとしていない
そんな人を、応援してくれる人なんて誰もいるわけがない。
だから、泥臭く発信しようと決めた!
変にすましてカッコよく無難にいるのはやめよう。
カッコ悪くてもいい、ダサくてもいい、
泥臭く、自分のスキを発信していこう。
自分の想いを、伝えていこう。
まだうまく伝えられないかもしれません。
たまにカッコつけてるかもしれません。
でも、受け止めてくれる人たちがいることを知ったので、
その中で、頑張って発信し続けてみようと思います。
スキを発信し続けて、いろんな人を巻き込みたい。
スキを発信し続けて、いろんな人が笑ってくれたらいい。
というわけで、これからもよろしくお願いします。
Polca、やってます!
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